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食物繊維をとろう

まず、食事面の注意ですが、食事は言わずと知れて大切です。
当たり前のことですが、食物繊維を意識して多く摂るようにして下さい。
1947年(戦後間もない頃です)の調査では、日本人は1日平均27グラムの食物繊維を摂っていたそうです。
それが現在では15グラム。約半分です。
厚生労働省が定めた目安では20〜25グラム摂るようにといっています。
厚生労働省と聞くと多くの方が「ちゃんとした」「科学的な」といったイメージを持つと思うのですが、例えば、ビタミンの基準などは、不自然な栽培により野菜に含まれるビタミン量が減少し、学校給食、病院、その他様々な場面でそのビタミン基準を満たす食事を作るのが困難になると、その基準を引き下げたりしています。
ですから、厚生労働省が定めた基準は、あくまでも目安で食物繊維も20〜25グラム摂っていれば良いのかといえばそうした根拠はどこにもないのです。
アメリカの専門家は1日30〜40グラムを推奨しています。
私たちの食品文化は食物繊維をはじめビタミン、ミネラルなどの重要な栄養成分を加工過程で失う傾向にあります。もし私たちが食品を自然なかたちで摂っていたならば、その食品からとる食物繊維の量はかなり多くなると思います。
食物繊維は、便量を増やし善玉菌の繁殖を助け便通を良くするだけでなく、身体に害のある重金属やダイオキシンの排泄を助ける働きがありますので、便秘の方に限らずキッチリと摂ることが重要です。
食事については、ほかにも色々とお話ししたいことがあるのですが、便秘についてであれば、みなさんが読む雑誌に載ってるので簡単にこのへんにしておきます。


簡単で奥深い効果のお腹体操

お腹体操は(おなかたいそう)と読んでください。
いちおう、私が言い始めたのですが、単純でどこにでもありそうな腹式呼吸のようなものです。
しかしやってみると、とても奥深く、手足が暖かくなり汗んでくる人もいるでしょう。便秘の方に多い冷え性の緩和にも是非お勧めです。
やり方は簡単。立った姿勢か、座った姿勢、あるいは寝た姿勢で、息を吐きながらお腹を思いっきり凹ませ、次に、息を吸いながらお腹を思いっきり膨らませます。この動作を繰り返すだけです。
電車の中でも、仕事場でも、お風呂の中でも、コンピューターに向かいながらでも、出来ます。特に、何回やりましょうということはありません、気が付いたら何時でも、何回でもやるようにして下さい。
排便のときもトイレの中でもやって下さい。
慣れてきたらで良いのですが、一つポイントがあります。はじめのうちは、下腹部があまり動かず、上腹部が動くものですが、お腹を凹ますにしても膨らますにしても、下腹部を特に意識して、下腹部をより動かすような気持ちでやってみて下さい、本来この方が効果的です。

超簡単

自分で出来る腸マッサージ

自分で出来る腸のマッサージ、その1
まず仰向けに寝転んでください。膝は、伸ばしても、曲げてもけっこうです。
その状態で、お腹を左の図のように、まずは時計回りから円を書くように手でさすります。強さは、テーブルを拭き掃除するくらいでけっこうです。
円の大きさは、おヘソを中心に大きくしたり、小さくしたり、変化をつけてもけっこうです。
使う手は、右でも左でもけっこうです。疲れたら反対の手に交代してかまいません。
まず、50回さすり、次に反対まわりに、また50回さすります。これを1セットとして最低2セットはやってください。
2セットやると、合計200回お腹の周りをマッサージすることになりますが、これは目安で3セット300回でも、4セット400回でもけっこうです。ただし、2セット200回以下では、少なすぎます。

自分で出来る腸のマッサージ、その2
その1と同じ体勢で、その1に引き続いて行っていただいてけっこうです。
左の図ので示した場所を順番に、両方の手の人差指、中指、薬指の3本の指をあわせて押していきます。
右の図は製作の都合で一ヶ所1回しか圧していませんが、みなさんは、一ヶ所を3回づつ、時計回りに圧して3週します。(反対回りはしません)
お腹はひじょうにデリケートなところなので、くれぐれも強く圧し過ぎないようにしてください。
圧していて、かたく感じるところ、痛く感じるところは、強さを増すのではなく回数を多く圧すことで対処してください。

その1と組み合わせる時は、まず、その2で1週圧して、次にその1で右回り50回、左回り50回、そして、その2で1週。
再度その1で右回り50回、左回り50回、そして最後に、その2で1週するのが良いと思います。


まだある、便秘の注意

やはり、水は意識的に多めに
雑誌などにもよく書いてあることですが、やはり、水は意識的に多めに飲んだほうが良いです。
ほとんどの方が、水を飲んだくらいで便秘が解消することはないとは思いますが、少しずつでも、よい条件を整えるのが大切です。

運動も大切
言わずと知れて運動も大切です。運動をすると内臓のはたらきも高まりますし、腸も活性化します。また私の経験からも、胃腸の弱い人は概して腹筋が弱いものです。
前出の下腹プックリ体型も腹筋の弱い人に多いので、下腹プックリ体系の改善にも腹筋の強化は役立ちます。
便秘だけではなく、運動は健康に良いことなので続けるようにしましょう。

ストレスの問題
ストレスと便秘は大きなかかわりがありますが、ストレスの原因は様々なので、皆さんそれぞれに対処していただくしか方法がありません。
しかし、ストレスの影響を少なく抑えることは出来ます。
方法は、慢性疲労と同じなので、下をお読みください。

慢性疲労の問題
慢性疲労は、首から腰にかけての背骨にそった筋肉に疲労素が蓄積し硬くなるというかたちで現れます。これは、ストレスの影響とも同じです。
便秘の場合とくに背中から腰のコリ(疲労素の蓄積で硬くなった筋肉)をほぐすことにより、腸をはじめ内臓の働きが活発化します。
普段から背骨の周りにコリを感じたり、腰に痛みを感じたり、朝起きて背中がこわばっていると感じる方は、コリをほぐすことが一番です。
背中や腰のコリが便秘に影響を与えていることは、あまり知られていないのですが、ほぐした方はその違いにびっくりしています。
この時大切なことは、しっかりした技術を持ったマッサージ師、指圧師、にかかるということです。クイックマッサージではまずほぐれません。
最近はマッサージ師の数は増えましたが、技術を持ったマッサージ師はかえって少なくなっています、カイロプラクティックや整体ではむりです。ご近所の評判を聞いて、きちっとコリをほぐせる治療師を探して、2〜3回かかってもキッチリほぐしてみてください。
きっと、見違えると思います。


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