宿便対策の補足

宿便と便秘の基本的な話について

この「宿便と便秘の基本的な話」のコーナーについて、少しお伝えします。
このページの前の4ページ「宿便と腸内微生物」「宿便とは何かという問題」「便秘薬はやめよう」「自分でやろう宿便対策」は、20年以上前に書いたページです。
ちょっと古くなっているので書き換えたいのですが、ある事情がありそのまま残しています。
宿便を解消して健康に役立てようという方は読む必要ないのですが、ご自身のホームページに書くネタを探している方は、ぜひ、その事情についてのページをお読みください、この下にあります。 その部分→
宿便と便秘の基本的な話はちょっと変則的になりますが、上記4ページ書いたころよりも宿便の研究も進みましたので、その辺を補足します。

宿便と腸内微生物

フォローは主に宿便と腸内微生物の問題です。
ヨーグルトは残玉菌が繁殖した状態ですが、これを長い時間放置したらどうなるでしょうか?
やはり腐敗が始まります、善玉菌が繁殖したヨーグルトもそのまま放置するとやがては腐敗菌が優位になります。
これと同じことが腸内でもおこります、素直に腸内を通過する通常の便に対して、残留便が長い間腸内に残留すると悪玉菌が優位になります。
腸内に長く便が残留すると悪玉菌の温床となるリスクが高くなります。

残留便には便秘対策

腸の活性を高めるなどしてなるべく便が腸内に残留する時間を短くすることが、悪玉菌によって作られた毒素の影響を受けないポイントになります。
残留便としての宿便のリスクは、悪玉菌による毒素ですからこれを避けるためには、なるべく便の流れを良くするということになり、残留便としての宿便対策は便秘対策と同じということになります。
残留便対策と便秘解消は同じと考えてよいということです。

腸内微生物

微生物の写真 昨今、腸内微生物をコントロールして健康を維持しようという理論を多く見かけます。
それはそれで間違いではありませんが、そうした理論流布の背景には乳業メーカーや乳酸菌製剤を販売したい医薬品会社の思惑があります。
これもいつも言うことなのですが、食生活をはじめ乱れた生活をしていても、ヨーグルトを食べれば、この乳酸菌製剤を飲めば腸内の微生物状態は良好に保てるということは絶対にありません。

腸の微生物状態は結果

まず、普段の生活が大切です。
そして腸の微生物状態は、ここしばらくの間の生活の結果と考えてください、腸内微生物や宿便の問題は、普段の生活が第一です。
腸内には善玉菌と悪玉菌があって、毎日善玉菌を摂り込んでいないと悪玉菌が優位になってしまうかのように誤解している人が多いです。
そんなことはありません、普段の生活で善玉菌が繁殖しやすい状態を整えれば、腸内は善玉菌が優位になり、整っていなければ悪玉菌が優位になります、そのような状態でいくら善玉菌を摂ってもすぐに悪玉菌にとってかわられます。
宣伝で「生きたまま腸に届く」「腸の中に定着する」などといっても、ほぼウソです、日常の生活が良くなければ、腸内微生物状態は悪化します。

腸内微生物はエサを食べない

腸内微生物はエサを食べない よく、「腸内の善玉菌が○○をエサにして繁殖し・・・」というようなものを目にしませんか、健康食品の○○という成分を善玉菌がエサにして、善玉菌が繁殖するという理屈です。
私も、分かりやすいということもあり、腸内細菌が○○をエサにしてという表現を使うこともありますが、基本的に間違いです。
微生物には、口もなければ肛門もないのでエサを食べません、微生物は直接エネルギーを取り込んで生きています。
ただ、この辺のお話は難しくなるのでこの辺でやめますが、微生物が○○をエサにして繁殖するということは実際にはなく、この表現は比喩的な表現と理解してください。
これで、宿便にまつわる基本的な話を終わります。
これからが、本当にお伝えしたい宿便の深い話です、ここまでお読みいただいたので、ぜひ、ぜひ、宿便のさらに深い話をお読みください。
宿便を排泄して健康になる理論と方法が分かります、もちろんダイエットも簡単です。
下の次へで「宿便の深い話」の最初のページに行きます。
さらに宿便についての話が深まります。
次へ

引用の場合のお願い

私は、自分の治療師としての経験、宿便、便秘の研究の結果をオリジナルの文章で書いていますので、たぶん他では見られない、深い情報がありインパクトがあるのだと思います。
そのため、私のページはとても多くの人がご自身のブログやホームページに文章をコピペしたり少し変えたりして掲載するケースが多くあります、リンクなく同じ文章がWeb上に存在するのはグーグルの評価に良くないので、申し訳ありませんが、コピペなど私のページを真似た文章に関しましては、グーグルに依頼して検索結果から削除していただいています。
グーグルのイメージ
かなりの高確率で、上記のような表示で検索結果から削除されます、もちろん引用していただくことは歓迎しますので、「こちらのページを参考にしました」のようなリンクを張っていただければ、たとえコピペであっても引用はかまいません、むしろ見解を広げていただきたいくらいです。
そのような意味でグーグルへの報告の際に、オリジナルの文章を残す意味で「宿便と腸内微生物」「宿便とは何かという問題」「便秘薬はやめよう」「自分でやろう宿便対策」の4ページは残してあります。

お願い

定期的にコピペを調べて、グーグルに報告する作業も大変なので、ぜひ引用の際は「こちらのページを参考にしました」(文章は何でも良い)のようなリンクをお願いします。
リンクがれば、まとめページの引用記事のようなもので検索エンジン的にまったく問題ありませんのでグーグルへの報告もしませんので大丈夫です。
むしろ宿便に対する誤解を解くためにも、ぜひ広めていただきたいと思っています。
次へ


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