大基本 心構え 3(失敗・成功のパターンとゴール)

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なぜ、情報が混乱するのか

私たちからみていて、便秘解消に成功する人と失敗する人には、明らかなパターンがあります。
成功のパターン、失敗のパターンといって良いと思いますが、それは以下のパターンです。

多くの方が、とにかく便を出すということに意識がいきがちで とにかく便を出そうとあせってしまいます。しかし、そうした焦りで使う、便秘薬やサプリメントは、長い目で見ると症状を悪化させるものがほとんどで、治るどころかよけいに悪化してしまうというのがパターンです。
とにかく便を出そうと焦ってしまうと、便秘薬や腸を強く刺激するサプリメントの副作用の悪循環にはまってしまうのです。
それにひきかえ「腸を健康にする」という考え方は 一見遠回りに見えますが、一歩 一歩 確実に治っていくことになります。
便秘を治すには、考え方の基本として、とにかく便を出すではなく、腸を健康にすると考えてください。
これはとても重要なことです。
※ 現在 便秘薬を飲んでいる方の中には「そう言われても、クスリがないと便が出ないし」と、理想と現実のギャップを感じている方も多いと思いますが、方法はありますからご安心ください。
ここではまず、心構えとのあり方を お話していますので、そうした方の具体的な方法は、後でご案内いたしますので ご安心ください。


便秘解消のゴール

みなさんは、治ったというゴールをどこにおいていますか?。
多くの方が、そんなこと考えたことも無いと思います。 良く考えたことは無いけど、ただ便が出ればいいかなとか、毎日のように便が出ればいいとかなとか、漠然とその辺をゴールと感じているのではないでしょうか。
私が想定するゴールは、身体に深く染み付いた習慣(習慣体質)として、排便の習慣が定着する ということです。
感じとしては「ああ、そういえば、私は昔 便秘してたな〜」とすっかり忘れてしまっている状態がゴールです。 そうした意味では、便秘解消法のゴールは、ここがゴールという明確な線引きができません。
意識していることや習慣が、グラディエーション的に徐々に薄れていきほぼ忘れている、という辺りがゴールといことになります。
ゴール

上の(図1)で、Aの地点をゴールと思えば、何が何でも便を出せばよいことになります。
通常 多くの方はゴールなど考えもしないので、Aのように、とにかく便が出ればいい、どんな出し方でも便を出すことだけしていれば、便秘が治るような気がしているように見受られてしかたがないのです。
しかし、本当は 排便の習慣が身体に染み付く期間が必要です。排便を身体に深く染み付いた習慣として定着させるメソッドが本来の便秘解消法で、普段の生活の中でも意識が向かなくなる、あまり意識しない状態を目指すべきです。
メソッドというと、多くの方がスタートからAの地点までの方法論のように思っているふしがありますが、本来はA地点からBの地点までが便秘解消の最も重要な部分なのです。
Aだけを目指していると長い目で見たら症状が悪化する「便秘薬」を安易に使ってしまうことになります。
便秘解消のゴールをBの地点だと考えれば、安易にクスリに頼る、場当たり的なものではない便秘解消法に取り組むようになるのではないでしょうか。

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