「自分でする」のがベスト。
私は治療所で 30年以上 1万人以上(延べ)の便秘の方と接していると思います。
便秘を改善するため、私の治療所に腸マッサージを受けにみえる方も、いろいろな方がいますが、一つ言えることは、全て私任せではなく、ご自身でも食事面など気をつけたり、腸のケアをしたりする方のほうが、圧倒的に便秘の改善率が良いということです。
私が腸のマッサージをすると確かに効果が高いと思いますが、お金もかかりますので、そうそう頻繁にはできません。
しかし 自分ですれば 毎日でもできます。
プロでなくても、ポイントをお教えしますので、ポイントをおさえてすれば、十分に効果的です。
自分でする場合 一番良いのは、私の治療所に1回おこしになり、基本的にホームページをみて、ご自身でするとお伝えください。
便秘の状態を診て、その方にあった方法や方針などをアドバイスしますので、このホームページのやり方を基本に、私のアドバイスで調整を加えてください。
さらに、1月〜2月に1度くらい治療所に来てその都度 状況に応じてアドバイスできれば、なお良いと思います。
しかし、地方の方は 東京までは行けないという方が多いと思いますが、大丈夫です。
そのために、この便秘や腸に関するホームページを作りました、このホームページにそって、しっかりやっていただければ大丈夫です。
分からないことは、メールなどでお聞きください。
「自分でする」というのも、もう一つの成功のパターンです。
バランス感覚が大切
私は「健康センス」という言葉よく使いますが、このバランス感覚も健康センスの一つです。
健康のバランス感覚、バランスの話は便秘に絞らず健康全般のことを話したほうが分かりやすいので、健康全般としてお話します。
世の中には、健康情報があふれています。 観察していると、情報の海でおぼれている人も多いように思えます。
肉は良くない いやたんぱく質を摂らないと、牛乳が良い 良くない、朝ごはんは食べないと、など、など、きりがないほど判断に困る情報や矛盾に思える情報が氾濫しています。
多くの方は、たまたまテレビで見た雑誌で見たなど一部の情報を得て「良い」「悪い」に2分割して健康の判断材料にします。
人より多く、そうした情報を暗記している方は 私は健康にこだわっているなどと言うこともあります。
プロ(ちゃんとしたプロの意味)ならば、良さそうな物でも人に試してもらったり、知識であれば反対の意見を調べたり、いろいろ調べてから、どの程度良いとか、どういう場合に良いとか納得するものですが、一般の方は、良いものにしてもどの程度良いのか、悪いものにしてもどの程度悪いのか、その程度は考慮されず良い悪いの2分割してしまいがちです。
具体的に便秘では
具体的な、便秘の話に戻しますが「甘いものは良くない」というのがあるとします。 確かに、便秘にも健康にもあまりよくはありません、しかし、大きな悪影響ではありませんので、たいていの場合もっと大きく影響している要素があるはずです。
私たちは、そうした部分を効率的に改めて、改善することを目指しますが、一般の方は、良いか悪いかですから「甘いものは悪いからやめたほうがいい」ということになります。
健康にはストレスが大きく影響していますので、甘い物の好きな人がそれを我慢することでストレスを感じなかなか良い方向ぬ向かず、改善の道のりをあきらめてしまうということがあります。
健康や便秘解消にはこうした何がどの程度有効か、あまり効果の少ない努力か、などトータルにバランスをとって、組み合わせていくことが大切です。
あまり厳格にしすぎて 長続きしないよりも、楽なパターンで続けることのほうが結果が良い場合が多いです。
また、便秘では便秘薬を毎日飲むことは最悪ですが、その便秘薬にしてもその人の状態により、使ったほう良い場合もあります。
人それぞれに違う、便秘の状態を なるべく早く排便を確保して、無理なく生活に取り入れられて、長く続けられる、そのためにはどのような努力をするか、あるいはどのような努力はしないかのバランスをとることが大切だというのが30年以上、便秘解消のお手伝いをしてきた実感です。
何が良い、何が悪い、などという単純なことではなく、バランスが大切です。
http://www.hiy21.com/benpikaisyou/d2/0030.html
便秘解消はほんらい「自分でする」のがベスト
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