腸の活性を高める 2
便秘の改善は、腸の活性を高めることが重要ですが、そのためには腰のコリをほぐすことも重要です。
腰のコリは背骨にそった一帯のコリと一緒に対処します。
腰、背骨の周りのコリをほぐす。

便秘には、腰を中心に背骨の周りの筋肉をほぐすことが大切ですが、筋肉のストレッチを使ってコリをほぐす方法を紹介します。
便秘を解消する場合、腰、背骨の周りのコリをほぐすことは、お腹(腸)のコリをほぐすのと同じくらい重要です。
右の図、上のほうを見てください。
図のように足を開いて座ります。
上体をゆっくり前に倒して、ゆっくり戻す、これを2〜3回繰り返します。
次に、右の図、下を見てください。

同じ姿勢から、上体をゆっくり右足側に倒し、ゆっくり戻します、2〜3回繰り返したら反対がも同様に2〜3回繰り返します。
腰と背骨のストレッチは基本的にこれだけで十分です。
これを、1セットとして 何セットかするのですが、何セットするかは状態などにより違ってきますので、詳しくは、便秘解消のストレッチをご覧ください。
腰のコリが強い方、あるいは強くなくても一度、専門の指圧師、マッサージ師にほぐしてもらうと良いと思います。
必ずしも、便秘を専門としていなくても、単に背中腰のコリをほぐしてもらえば、それが改善に役立ちます。
腸の活性を高める 3
私は便秘解消のための腹式呼吸を2種類に分けて、一つは強い腹式呼吸、もう一つを腹式呼吸と呼んでいます。
強い腹式呼吸は、お腹周りの筋肉を鍛え腸の活性を高めます。
腹式呼吸は、自律神経を安定させてストレスの影響を緩和します。
腹式呼吸のやり方
まず問題です。
腹式呼吸の際に息を吸ったときにお腹はへこむでしょうか? 膨らむでしょうか?
かんたんな問題ですが、お腹は膨らみます。
とても、単純なことなのですが、これを逆にしている人がけっこういます。
腹式呼吸は、胸(胸郭)をあまり動かさず、横隔膜を主に動かしてする呼吸ですから、息を吸い込んだ分お腹は膨らみます。
私の治療所で、試しにしていただくとこがあるのが、便秘の方は案外この呼吸が苦手です。
お伝えする腹式呼吸は、通常とあまり変わらない呼吸ですが自律神経を安定させるなど、とても奥深く便秘の改善にも役立ちます。
その詳しい説明は、 *超簡単、腹式呼吸*、をご覧ください。
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強い腹式呼吸のやり方
強い腹式呼吸ですが、息を吐ききってお腹をへこませる動作を強く(全力の90%くらい)行います。
息を吐ききり、なるべく強く、腹筋に力を入れて3〜5秒止めます。
次に息を吸い込んで、お腹を膨らませますが、そんなに力まなくてけっこうです。普通より少し多めに空気を吸い込む感覚で、やはり3〜5秒止めます。
呼吸ですから、吐いて、吸うのですが、強い腹式呼吸では 吐くほうがメインで、吐いたときに、力を入れて 限界までお腹をへこめます。
この強い腹式呼吸は、腸(内臓)を鍛える意味合いもあります。
続けているうちに、お腹がよくへこむようになってくると思いますが、よくへこむお腹ほど良いお腹ということが出来ます。
良いお腹になることは、当然ですが便秘の改善にも役立ちます。
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http://www.hiy21.com/benpikaisyou/d3/0010.html
腸の活性を高めるストレッチと腹式呼吸
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