便秘は習慣体質
この話が、最後の理屈になります。
私は、健康の話しをするときに様々な症状において「習慣体質(しゅうかんたいしつ)」という言葉を好んで使っています。
これは、遺伝子的に規定された体質ではなく、習慣がもたらす体質という意味で、この考え方が、便秘を解消するうえでとても大切なツールとなります。
私は、「改善のツールとしての概念」と呼んでいますが、ここでは、究極的にシンプルにお話することを目指していますので、便秘の習慣(あるいは癖)としてお話しします。
症状を習慣として対処する
現在、便秘の方でも、以前は問題なく出ていたという方も多くいます。
その頃は身体が普通に排便する習慣でしたが、今は便秘の習慣にとらわれてしまっているということです。
これを踏まえて、不思議なことをお伝えします。
おかしいですよね、定期的に排便がなく困っているのに、定期的に排便することが便秘解消につながるなんて、矛盾しています。
確かに、おかしいのですが症状を身体についた癖としてとらえると、これが一面の真実、なのです。
腸マッサージでも、食事でも、体操でも、サプリメントでも、これは本当に何でも良いのですが、効果があり反作用の無い方法で、排便をいくぶん後押ししてあげることです。
ただクスリや腸を強く刺激するものを使ってしまうと、その刺激の強さで症状は悪化してしまいます。
そのようなものでなければ、何でも良いのですが、一番簡単(シンプル)で即効的というテーマなので、現実的な選択として本物のサプリメントを主に話を進めています。
害の無いもので、後押しをして、その排便の習慣を身体に定着させるのです。
少し難しいのですが、本来的な言い方をすると、無意識下にある自己イメージに定着させるということです。
本物のサプリメントで量を上手に調整しながら、少し排便を後押ししながら、排便の習慣が十分に定着したら、あとは徐々にその後押しをゆるめていきます。
本物のサプリメントなら依存にはなりませんし、同時に腸の機能を改善する効果が期待できるものもあります。
それが、「便秘は身体に染み付いた癖である」という考え方を使って改善するという、このホームページで申し上げたいことなのです。
http://www.hiy21.com/benpikaisyou/sokkou/0070.html
便秘は習慣の病気だという指摘があまりされていないが
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