サムシンググレート

宇宙時代の医学 その2

 

前回は村上和雄先生の人柄を表すエピソードを紹介しました。

村上先生を有名にしたのは世界で初めてヒト・レニン遺伝子のゲノム解析に成功したということもありますが、サムシンググレートという言葉を世に広めたということも大きいように思います。

 

ご存知のように遺伝子は4種類の塩基の配列ですが、それらが意味を持って並んでいないと身体の設計図的な役割(※)を果たしません。

パソコンのプログラムで使われる信号は基本的に0と1の信号でそれらが意味のある配列になっているからこそコンピュータプログラムが機能します。

 

例えば、赤ちゃんでもサルでもいいのですが、意味も分からず無作為にキーボードをたたいて偶然コンピュータプログラムを完成するようなことがおこるでしょうか、まずありえません。

ところが遺伝子の配列は偶然意味のある配列が出来て身体の設計図的に機能しだしたということになっています。

 

村上先生は、ヒト・レニン遺伝子の研究で来る日も来る日もこの遺伝子の配列を眺めているうち、この配列は偶然などではなく、とてつもない叡智を持った存在が意図的に作り出したものだと直感し、その良く分からない偉大な存在を「サムシンググレート」とよびました。

 

(※)身体の設計図的な役割、設計図ではなく設計図的な役割としたのは、私的な考え方では遺伝子を文字通りの意味で身体の設計図とは思っていないからです、私の遺伝子に対する見解の一部はこちらのページにあります。

 

 

 

サムシンググレートは神ではない

 

何でもそうですが、ある世界を探求していると神の存在とかしかいいようない絶妙な神秘に行き着きますが、人間の身体は神秘の塊ですから、人体に関する研究をすればすぐにそこに行き当たります、もし行き当たらないとしたら、きっと現代医学を勉強して洗脳されてしまったのでしょう。

 

人体に限らず自然にかかわることを勉強、観察することは神秘を感じる近道ですが、前出の遺伝子の配列、宇宙、惑星の運行、大自然の景色、群れを成す魚たち、森、雲の動き、動物の目を見る時など、まだまだ沢山のものの背後に神という言葉を使いたくなるような神秘を感じることがあります。

しかし、私たちの日常では、神という言葉を使ったとたん胡散臭さが漂い宗教的な印象を与えてしまうことを警戒してしまい神という言葉は使いにくい言葉になっています。

これは何も宗教が悪いとか否定するわけではなく、本来の意図とは違った意味で伝わってしまうという意味で神という言葉が使いづらい状況にあります。

 

そこで、サムシンググレートという言葉が非常に便利に使われ始めたのだと思います。

科学者の先生が使い始めた言葉ですし、科学的な臭いがします、何よりも宗教的?な胡散臭さが無い便利な言葉です。

 

そこでサムシンググレートに関してですが、私たち庶民が10億円も1兆円も大して変わらなく感じるように高度に進化した宇宙人と神はあまり変わりがないように感じますが、高度に進化した存在(宇宙人)と神は違います。

その意味で、私たちの遺伝子を意図的に配列したサムシンググレートは神ではありません、私達からすれば想像を超えて高度に進化した存在ですが、基本的に私たちと同じような生命体です。

 

今時代の変わり目

 

今、時代が変わり、新しい時代が始まっているというのは、多くの方が感じていると思います。

私は歴史に詳しくないのですが過去にも大きな時代の変化はありました、江戸から明治への変化、第2次世界大戦後の変化などが思い浮かびます、しかし、今回の変化はその比ではないくらい大きな変化だと思っています。

 

大きな時代の変化は現象の表面的な変化ではなく、表面的な現象を支えていた根底的な価値観が変化するということで、とにかく大きな変化です。

貨幣経済は終焉し貨幣を基準にした価値観がなくなるというのは多くの人が指摘していますが、それだけでもとても大きな変化です。

 

そして、この時代の変化に伴う必然として、高度に進化した存在(サムシンググレート)が何らかのかたちで表に現れるのではないかと考えています。

そんな時代に、医学、健康の問題はどうなるのか、実はその辺が今、私が一番興味を抱いているところです。

 

やっていることとテーマのかい離

 

私が指圧の世界に首を突っ込み始めた当初、人間の健康と不健康を分けている要素はなんなのか?これが一番大きなテーマでした。

その一つの答えとして「腸」にこだわり、腸マッサージのコースを作りました。

他にも背骨が重要な要素であることも当然ですから、背中、背骨の周りの凝りをほぐすことにもこだわってきました。

 

今、施術の中身としては、腸マッサージ、背骨、首の凝りをほぐすことが主流で、お問い合わせいただくことは腸に関すること、便秘の改善方法などのことが多いのです。

その点にかんして自分で言うのもなんですが、現在の理論でそれなりの効果を上げています。

便秘の研究はかなり前にある程度解決がついていて、何が問題でどうすれば治るかは分かってきました。

 

首のコリ、背中のコリ、など背骨にそった凝りも、それをほぐすことで驚くほど体調が変わることを多くの方が感じていただけると思います。

実はその原理も、最近分かってきました。

 

いっぽう健康の問題で私がここ10年以上テーマにしているのは、これから来る宇宙時代における医療や健康はどうなるのか、ということです。

現在の治療所の仕事の中では、今までのパラダイムでお話しすることが圧倒的に多いですが、私として一番興味があるのは、このこれから健康や医学はどのようになるかなので、していることと興味のある研究しているテーマがかい離している状態なのです。

 

今まで、マイナスイオンの話、酵素の話、など私が興味を持った話題は10年以上くらい経つと一般にブームになるので、これからお話しすることも10年後には主流になると思うのですが時代の進行が加速しているので、おそらくそんなに経たないで多くの方の興味の対象になると確信しています。

 

前置きが長くなっていますが、そうしたことで、この「宇宙時代の医学」を連載で書かせてもらっています。

次回の記事では、その核心部分を書かせていただきます。

 

次回に続きます。

 

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