
血液の流れ
2回にわたって、血液の流れの説明をします。
長年健康の業界に携わっていると、人々の意識の変化が分かります。
以前良く言われていた言葉に「きれいな血がサラサラ流れていることが大切」といった意味合いのことがありました。
今でもあるでしょうが以前ほど聞かなくなった気がします。
私は些末的なことをいろいろいうのは面倒くさく、ザックリと大づかみに核心をついた考え方を好みます。
その意味で「きれいな血液がサラサラ流れる」これはかなりポイントをついた考え方だと思います。
身体は細胞からできていますので、一つ一つの細胞が元気なら体も元気です。
細胞に酸素を供給し、栄養を届け、老廃物を運び出す、これらは血液の流れがしていますが、その血液の流れが滞るのが良くないのは至極当然です。
きれいと流れの相関関係
きれいな血液がサラサラ流れるの「きれい」と「流れ」の関係ですが、これには明らかな相関関係があります。

川の流れで、川の水がサラサラ順調に流れていれば水はきれいですが水の流れが滞ると微生物が繁殖して水が汚れてきますが血液も流れが滞ることにより酸欠となり血液は汚れます。
また、様々なことで血液が汚れると血液は粘着性が高いドロドロの状態になり、血液の流れが悪くなります。
ですから血液が汚れれば血行が悪くなるし、血行が悪くなれば血液が汚れるという相関関係があります。
そうした相関関係があるとすれば、血液が汚れることで滞り、滞ることで汚れるという悪循環に陥る可能性もあるということです。
この悪循環を回収するのがガンであるという説もありますが、ある意味妥当性があると思っています。
「血液が汚れるからガンになる」「ガンの原因は血液の汚れ」などと言われていることです。
流れが滞る原因
それでは、流れが滞る原因はどういうことにあるのでしょうか。
食事、ストレス、身体の凝りです。
食事は、食品添加物や農薬などもありますし食事の種類もあります。
食品添加物や農薬が良くないのは周知のことですが、最近気になっているのが炭水化物ダイエット、ロカボなどと言われる炭水化物をきらいたんぱく質を偏重する昨今の流行です。
私は明らかな間違いと言いたいです。
沢山理由はあるのですが、その一つとして肉は血液を汚します。
やはり、自然で太陽に近いものを食べるのが良いなどと言っていますが、この概念の説明は長くなるので今度の機会にします。
そして、食べ過ぎです。
消化器官の処理能力を超えて食べ過ぎると、身体に負担をかけ結局血液を汚すことになります。
続く
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