
ストレスが血液の流れを悪くする
血行とストレスの関係です。
心の緊張感やストレスを感じたら筋肉がこわばり血行が悪くなるだろうなというのは容易に想像がつくと思います、たしかに心の緊張感やストレスが筋肉の緊張(つまりコリ)となりそれで血行が悪くなります。
その意味合いでのコリとけっこうの問題はこの後お伝えします。
実は、心の緊張感やストレスは全身細胞で感じています、心にストレスがかかると全身の細胞に何らかのプレッシャーがかかっています。
細胞の代謝に負担がかかり良くない老廃物が出て血行を害します。
怒りを持つと、体内で毒素がつくられることはよく知られていますがストレスや緊張でも身体に良くない物質が作られます。
腸内微生物は一般に食事に強く影響を受けるとされていますが、ストレスの影響でも微生物状態は悪化します。
腸内環境の悪化は血液を汚します。
ストレスについては書きたいことが沢山あるので今度ゆっくり書きます。

身体のコリが血液の流れを悪くする
これは、指圧と直結する部分ですね。
身体のことは全て関連していますから当然ですが、コリをほぐすとストレスの影響も緩和します。
コリをほぐすと血圧が低くなるという現象があります。(もちろん元々血圧の高い人の場合です、低い人はあまり変化しないかむしろ上がります。)
この現象がどういうことかというと電圧と抵抗の関係に似ています。
一定の電流を得るのに抵抗が大きければ電圧が高くなる関係です。
身体は一定の血流量を必要としますので血流量を維持するのに身体の血流抵抗が増せば圧力を高くしなくてはなりません。
それで血圧が高くなっています。
指圧で凝りをほぐして血圧が下がるのは身体の血流の抵抗が少なくなるからです。
血流の抵抗が少ない、これは血液の流れが良くなっているということです。
ちなみにですが、血圧が高いと血液を送り出す力を弱めるクスリが与えられますが、本末転倒で身体の血流抵抗を下げることが先決です。
血圧が高いのは身体の血流抵抗が高いからですからそれを下げることをするのが最重要です。
血圧の話しは、コリをほぐすことが血液の流れを良くする端的な例だと思います、ですから逆に「身体のコリが血液の流れを悪くする」ということです。
以上
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