自分で出来る腸マッサージ

     

雑誌では分らない腸マッサージ

さて、いよいよ具体的な方法にきました。この一連のページは25年以上前から腸マッサージをしてきた治療師がその経験を生かして本気で便秘解消のお手伝いをしようという趣旨のホームページです。検索などの関係で、このページから読み始める方の中で、本当に便秘解消をしたい方は、始めから筋道を追って読まれることをお勧めします。ちょっとした興味で、お読みになる方はご自由にお読みください。
それでは、便秘改善の自転車を思い出してください。あの自転車の例えで、後輪にあたる腸自体の活性を自分で高めるテクニックをご紹介します。
ここでは、自分でできる腸マッサージや、それとセットになった腰や背骨のストレッチ、腹式呼吸などお伝えします。
雑誌の取材などに応じてこのようなテクニックをよくお教えしたのですが、記者の方は必ず「何回くらいやればいいですか?」「いつやればいいですか?」などと質問されます。
記者の方としては、それが明確でないと読者の方から問い合わせがあることを良く知っているからです。このことは、こうしたテクニックの回数やタイミング、あるいはカタチなどなど外形的なものに多くの方の目がいきやすいという傾向を物語っています。
雑誌などはそうした外形的なもの豆知識、簡単なノウハウみたいなものをあつかうメディアなので、それはそれでいいのですが、このホームページではもっと本質的なことをお伝えしたいのです。
自分でする腸マッサージにも、腰と背骨のストレッチにも、そうした外形的なもの以上に大切なことがあり、外形的な面にとらわれすぎると、それがかえってつかみ難くなってしまいます
その大切なものは「感じること」「感覚」とでも言ったら良いでしょうか、実際に自分の体がどう感じたか、自分の身体をどう感じるかに神経を澄ますということです。
身体の状態や変化を感じ取るセンスが一番大切だと思います。これができれば、腸マッサージであれば、どう圧すか、何回圧すか、何時圧すかはおのずと分かってきます。
腸マッサージにしてもストレッチにしても、その辺の感覚が見えてくるのには少し時間がかかると思いますので、はじめから成果を見ることを目標にするのではなく、はじめの2〜3週間は感覚を磨くという、落ち着いた態度でのぞんでください。
これは大切なことです。
雑誌やホームページに腸マッサージのやり方などが書いてあるのを目にしますが、みんな外形的なことにとらわれていて、本当に大事な部分が抜け落ちています。今までそうしたものを見て、うまくいかなかった方もかの部分に気をつければ、違った結果になると思います。

自分でする腸マッサージ

このホームページでお伝えする、自分でできる腸マッサージは、2パターンに絞りました。
ひじょうに簡単です。入り口は簡単で奥が深いのですが、多くの皆さんの誤解が難しくしている面もありますので、簡単なテクニックを誤解のないように、センスを高めるようにお教えすることに努めます。

腸マッサージは、腸の刺激が目的ではない

腸マッサージを自分でする場合、まず始めにお伝えしたいことは、この腸マッサージはけして、腸を刺激するためにするのではないということです。腸マッサージの目的は腸の凝り、腸が凝って血行の悪くなった状態をほぐして血行を良くすることにあります、けっして腸を刺激することではないのです。
私は、日本でもあまり腸マッサージをしている人がいない時代から腸マッサージをしていましたので、腸マッサージが皆さん関心を引くようになったころ、よく雑誌で取材されました、その私の記事を見て、腸マッサージを真似するサロンが多くありました。腸マッサージが世間でうけているのかと安易に真似する人もあれば、それなりに腸の大切さを理解しているところもあると思います。そのことは、それで良いのですが、ひとつ問題なのは、私の腸マッサージを雑誌などで見た場合、腸をマッサージで刺激して排便を促がしているように見えがちなことです。
おそらく、これをお読みの皆さんの中にも腸マッサージと聞いて腸を刺激して排便をうながすというイメージを持った方も多いのではないでしょうか、指で腸を強く刺激して排便を促がすことと、クスリで腸を刺激して排便を促がす、程度の差こそあれ似たようなものです。
腸を刺激して便を出す方法は必ず行き詰まります。腸を健康にして便を出すのが遅いようで、結局は早いのです。
安易に腸マッサージをしているサロンで腸を強く刺激するマッサージを行い、たまたまそれが排便を促した場合、それを成功事例と勘違いして、刺激による排便を目指して痛いほど強くお腹を揉んでいるところがあるようですが、それは絶対に間違いです。
腸マッサージが腸の刺激になり、たまたま即効的に排便を促がすことがあるのは確かですが、腸を刺激して即効的に排便を促がすことを目的として腸マッサージをするのは間違いです。このホームページをつらぬくスタンスは「腸を健康にする、腸が健康になれば便は自然に出る」です。ですから、自分で腸マッサージをして前回は即効的に排便があったのに今回は無かったので、上手くいかなかったとは思わないようにして下さい。
もともと即効的に排便を促がすことを目的にしているのではありません。
腸はとても薄くデリケートな器官ですから、あまり強くゴリゴリとするのは危険です、強くゴリゴリする人は、必ず腸を刺激して排便を促がそうという考え方で腸マッサージをしています。
問題は腸の「硬さ柔らかさ」なのです。一言で言えば、血行が滞って硬くなった腸を、マッサージによりほぐして血行を良くし柔らかくする、と同時に生命エネルギーの流れを良くする、これが目的です。このことは忘れないでください。


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