便秘解消。補足事項

     

便秘解消、補足事項

これまでお伝えしてきましたようなことを、私は治療所でもよく話します。もちろん治療所では時間が足りない場合も多いのでもう少し断片的な場合も多いのですし、個別的に対応した話しをする場合も有ります。
しかし、大方はこのホームページにあるような話しをしますので、このホームページを読んだ方がどのような質問をしたくなるか、あるいは実行にあたってどのような注意が必要かよく分ります。
その辺のことについて断片的になる部分もありますが補足事項を書いておきます。

まず、便秘薬を常用している多くの方がいだく疑問で、私は便秘薬を常用していて便秘薬なしでは便が出ないのに、便秘薬はいけないといわれても・・・? ということだと思います。
これは大きな問題なので詳しく説明します。

便秘薬を常用している方の場合。

人間は習慣の生き物です、ですから身体に染み付いた習慣、習慣体質が大切です。健康に良くない習慣をやめる場合でも、急にやめた当初は体調を落とすのが普通です。
例えば、タバコが身体によくないのは確かにそうなのですが、今まで何十本も吸っていた人が急に止めたら、しばらくの間体調に不都合が起きるのが普通です。
それで思い出したのですが、以前、タバコを止めたら便秘になりタバコは止めたいのだけど止めると便秘になるので吸っているという方がみえたことがありました。
そういう意味で、便秘薬を常用している方はその薬理的な作用で排便する習慣が身体に染み付いています。これを、便秘薬なしで排便のある習慣体質に変えるのですから、気長にじっくり時間をかけて対処しなくてはいけないことを覚悟してください。その覚悟が出来るだけで「あせり」が無くなります。
便秘の方にしても様々な病気の方にしても、多くの方が、直ぐに良くしたいとあまりにもあせっていて、その結果直ぐに便の出る強い便秘薬を常用することになっているのです。

直ぐにでも便を出すのではなく、気長に習慣体質をかえると考えてください。
同じ便秘薬が無いと出ないという人でも個人差があり、具体的な話となるとなかなか難しいのですが、まず言えるのは腸の状態、腰や背中の状態をばっちり整え、食事にもしっかり気を使って、ポイントはサプリメントを活用するということです。
便秘薬を常用していて便秘解消をしようというのであれば、良質のサプリメントの併用が不可欠でしょう、腸を強く刺激するのではないサプリメントを使って、その分便秘薬を減らすなり止めるなりします。腸の状態、腰、背中、食事などしっかりすれば便秘薬を止めてサプリメントで出る人もいるでしょうし、それでも便秘薬を飲まないと出ない人もいると思います。
やはり便秘薬を飲まないと出ない人でも、量は減らせるはずですから、あせらずゆっくり量を減らして行き、最後に止めることです。そのため当初はサプリメントを多めにするのも、ひとつの手立てではあります。
多くの方が、私は便秘薬が無いと出ないと思い込んでいますが腸、腰、背中の状態、食事など条件を整え本物のサプリメントを使えば案外それで出る方も多いのです。私のところにみえる方で「私、便秘薬が無いと出ないんです・・」という方でも、腸、腰、背中の状態、食事など条件を整え快通元(私の治療所で使うサプリメント)を使うことで50%以上の方が便秘薬を止めても出ています。(かなり重い便秘の方でもです)
便秘薬は明らかに便秘を悪化させますから、習慣体質を考えた場合、便秘薬を使わないで排便をすることを続けることが大切です。一度に止められなくても、ゆっくり減らしていく、そのための条件を整える生活を心がけると考えてください。
あせらないでください。
ストレスも便秘には大きく影響します。直ぐに治したいとあせる人は、少しうまくいかないと「え〜、もうどうしたらいいの・・」と、まだ2日3日しかやっていないのに、投げやりになります。そうなると便秘解消のプロセス自体がストレスになってしまいます。うまくいかない人のパターンです。
便秘薬で刺激し続けた腸は、2日3日生活に気をつけたくらいでは変わりません、月単位で良くなっていければ良いという位、気長に改善を心がけてください。

その他の補足事項

多くの人にあてはまらないことや、説明の道筋から外れていたりで、書いていないことがいくつかありますので、そのへんの補足事項を断片的に書きます。

当然すぎるので運動について触れなかったのですが、私の治療所にみえる方でも、このタイプは運動が便秘解消に役立つな、と感じる方も多くいます。
運動が便秘解消に良いというのはまぎれも無い事実なので、便秘解消では運動不足にならない程度に運動することも大切です。

意外と思いますが、お腹の硬さをほぐすことより、腰や背中をほぐすほうがテクニック的には困難です。このホームページでは腰や背中をほぐすためにストレッチを紹介しましたが、はじめはプロの力を借りてほぐしてもらい、その後自分でするストレッチで引き継ぐのもひとつの方法だと思います。
整体やカイロプラクティックは筋肉をほぐしませんので、マッサージや指圧の上手な先生にお願いするのが良いです。みなさんが思う以上に個々の技術力には差がありますので、良い先生にお願いしてください。

お風呂の中で腸のマッサージをしようという方も多くいます。湯船の中でする場合、お腹を丸くこする技術は適しませんので、おヘソの周りを六点圧す方法だけで大丈夫です。
湯船の中ですると水圧も手伝い圧しやすいと思います。

便秘のタイプの分類で、(3)にあたる最後の排便のプロセスが困難なタイプの方にトイレの掃除が有効な方もいます。このアドバイスは、あてはまらない方も多いのですが、あてはまる方にはとても有効です。
汚いトイレで、入るのがいやだなという潜在的な思いが便秘を悪化させている場合もありますから、思い当たる方はぜひ掃除してください。

便秘解消のコツとして、便秘解消にこだわらないというのもあります。あまり気をつけ過ぎて意識が行き過ぎると、そのストレスがかえって便秘を助長することがあります。
これは便秘のタイプの分類で、(2)にあたる腸の働きの乱れたタイプ、ストレスの影響を強く受けているタイプの方に多いのですが、他のタイプにもいえることです。

食物繊維を大別すると、水に溶ける水溶性と水に溶けない不溶性があります。食物繊維の入ったドリンクなどは当然水溶性ですし、ファイバー焼きで紹介したシリアルなどは不溶性です。本来的には水溶性と不溶性の両方の食物繊維をとることが理想なのでファイバー焼きプラス、食物繊維入りドリンクはかなり強力です。

これは、とくに女性にいえるのですが、身体に余分に付きすぎたお肉を下着で締め付けて目立たなくしようとしている人がいます。強く締め付けすぎる下着が便秘に悪影響を与えていることはよくあることです。
習慣体質を知ればダイエットは難しくないと思いますので身体は締め付けないことです。


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