首こりをほぐすことの重要性をご存知でしょうか?
首の骨の中には脳と身体を結ぶ太い神経の束が通っています、脳に血液を送る太い血管も通っています。
首は人間の身体にとってまさにライフラインというべき場所です。
首はそのライフラインを守りながら、その動きは多用で、後ろに曲げ、前に曲げ、横にねじったりと自由自在です。
その首がひとたび不調になったらどうでしょう、寝違いなどで首が動かなくなった経験のある方も多いと思いますが、とても不便なものです。
また、動かなくなるというだけでなく、首こりは、頭痛、めまい、視力の低下、目の疲れ、のぼせ、耳鳴り、高血圧、吐き気、神経の高ぶり、口が開きにくい、等の症状に関係しています。
そして、重要なのは、首こりが自律神経失調症にかかわっていることです。
自律神経は、身体の自律的な機能をコントロールする神経ですから、それが乱れることにより様々な症状がおこる可能性があります。
なんとなく不調感やめまい、、また一瞬ふっ〜と意識が遠くなるような感じに不安感を覚える人も意外に多いのです。
これはとても重要な首こりのシグナルです。
首はとても重要であり、デリケートな部分ですが、1日中パソコンの前に座る仕事が多くなった現在では、まさに首は酷使されています。
指圧の治療をするさい、デリケートで一番難しいのが首です。
実は足のように、動きの単純な場所は、関節や筋肉の構造が単純で、駅の構内や繁華街での足つぼマッサージのように、アルバイト感覚の施術でも危険は少ないのですが、首こりは、技術と経験が必要です。
山崎指圧の指圧は首が得意です
山崎指圧では、最近それをする治療師が少なくなった、横向きで首の治療をします。
横向きでの治療は首の凝りをほぐすのに適している反面、身体が安定しないのでテクニックを要します。
首のコリのひどい方は、最近的な施術ではあまり手の届かないツボをカバーする、横向きでの指圧を知っていただきたいものです。
首のコリが楽になることは、本当に気持ちが良いことです。
山崎指圧では場合により、横向きで、頭のコリもほぐします。
頭が凝るの・・? と、思う人もいるでしょうが、意外に頭は凝るところです。
以前一度、腰の痛い人を実験台に、頭だけの指圧で、腰痛に対してどれほど効果があるか試したことがあります。
頭だけを、40分程度、連続で2日間指圧した結果、その方の場合、腰痛は良くなりました。
(これは実験ですので、通常、腰痛の場合、患部や関連した場所を指圧します)
もちろん、軽い腰痛だったので、そのような実験をしたのですが、頭の凝りをほぐすだけでも人間の生命エネルギーは喚起されるのだということを実感しました。
頭のコリをほぐすことはコンピューターの使い過ぎなどによる目の疲れ、テクノストレスなどにさらされている人には、特に必要です。
http://www.hiy21.com/ys/katakori/02riron/02ri05.html
なぜ首こりがつらいのか、なぜ首こりが健康を左右するのか!
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