肩こり、首こり、と自律神経失調

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☆ 肩こり 首こり と自律神経失調

★ 自律神経失調

脳は身体の機能をコントロールする中枢ですが、身体の機能には意識的にコントロールできるものと、自動的にコントロールされているものがあります。
例えば、手を上に上げる、足踏みをするなど体の動きに関すものは意識してコントロールできますが、胃の動きを少し止めようとか腸を動かそう、インスリンをもう少し分泌しようといった、内臓の機能、身体の生理的な部分を意識的にコントロールすることはできません。
そうした意識的にコントロールできない、身体の基本的な調整を調整しているのが自律神経です。 この自律神経の働きが乱れるのが 自律神経の失調 で、自律神経の失調は身体の機能が悪いのではなく、機能のコントロールが乱れた状態です。

★ 肩こり 首こりと目の疲れ

「目は脳の出店」と言われています。
目のたま、眼球は脳に近いところにあり、脳の一部と言ってもよい位置にあります。また脳の中でも視覚をつかさどる領域はとても広く、脳で行う情報処理の中でも視覚から来る信号の情報処理量は膨大なものです。
多くの方が会社で行うデスクワーク、パソコンに向かっての作業は脳を酷使し、脳疲労をおこしやすい 種類の仕事です。
目を酷使することでおこる首こり、脳疲労なども、自律神経の失調をまねく要因になります。

★ 筋肉のこりは脳のノイズ

人間の平衡感覚をつかさどるセンサーは 耳の奥 にあります。
人間は、身体の傾きを瞬時に判断して、姿勢を調整しないと倒れてしまいます。その傾きを判断するセンサーが耳の奥にあるということは、体が傾いているのか、首を傾けているのかを常にモニターしていないと倒れてしまいます。
筋肉には、すべてその緊張度合いを脳に知らせるセンサーがあり、各筋肉がどの程度緊張しているか伸びているかを常に脳に知らせています。
脳は、それらの情報と平衡感覚をつかさどる耳の奥のセンサーの情報を総合して、足や身体の各部に力を入れて立ったり、歩いたりしています。
首はとても多様な動きをしますから、小さな筋肉が複雑に入り組んでいて、その複雑に入り組んだ多くの筋肉がそれぞれ脳に信号をおくっています。
筋肉のセンサーはリラックスしているときは、脳にほとんど信号を送りませんが、筋肉が緊張すると、その緊張具合を知らせる信号を脳におくります。こりは筋肉の緊張ともいえますので、こっている筋肉からは緊張を知らせる信号が脳におくられています。
首の筋肉がこると、首の複雑な筋肉から多くの信号が脳におくられ、その情報が姿勢のモニタリングに有効ではないために微妙な調整にずれが生じて、それが めまいとして感じられます。
この首こりからくる有効でない信号は、脳にとってノイズなのです。
人間は、筋肉の緊張をゆるめ筋肉から 脳への信号を少なくして 眠りにつくのですが、首や肩のこりが強い場合、こりからの信号がノイズとて脳に届き眠りをさまたげます。
これが、肩こりによる不眠 です。
このノイズはとうぜん自律神経の働きも乱します。

★ 肩こり、首こりは、自律神経を乱し自律神経失調につながる

「肩こりを我慢していると、どうなるのですか」と聞かれることが時々あります。
肩や首こりは、それ自体は、確かにつらいのですが我慢すれば、つらさは遠のきます。だから、ほぐさなくても我慢できるのではないですかということですが、凝り(こり)の度合いと本人が感じるつらさは必ずしも一致しません。
凝り(こり)に対する感受性は、凝りを放置するほどにぶくなり、凝りを感じなくなりますので、凝りがひどくなり、悪化するのを放置することになります。
その結果おこるのが、頭痛やめまい、目のかすみ、視力の低下、目の疲れ感、頭の重さ、なかには耳鳴りなどなど様々ですが、多くの人にとって一番不都合な症状が 自律神経の失調 です。
自律神経は、身体の生命維持機能の自動操縦ですから、その調子が乱れる、自律神経失調は、様々な症状をもたらすことになります。
自律神経失調の症状については「自律神経失調」で検索して他のホームページをご覧ください。さまざまな症状があります。
普通あまり、肩こり、首こりと自律神経失調の関係はいわれていませんが、様々な意味で脳にとってのノイズである、首や肩のこりをほぐすことは、自律神経の症状をやわらげます。