首こり・肩こりと自律神経失調症
脳は身体の機能をコントロールする中枢ですが、身体の機能には意識的にコントロールできるものと、自動的にコントロールされているものがあります。
例えば、手を上に上げる、足踏みをするなど体の動きに関すものは意識してコントロールできますが、胃の動きを少し止めようとか腸を動かそう、インスリンをもう少し分泌しようといった、内臓の機能、身体の生理的な部分を意識的にコントロールすることはできません。
そうした意識的にコントロールできない、身体の基本的な調整を調整しているのが自律神経です。
首こりは、それ自体つらいものですが、場合によっては我慢できないものでもありません。
しかし、首こり・肩こりの怖いところは、自律神経の乱れとなるところです。
この自律神経の働きが乱れるのが 自律神経の失調 で、自律神経の失調は身体の機能が悪いのではなく、機能のコントロールが乱れた状態ですが、首こり・肩こりは最終的に自律神経を乱します。
目の疲れと脳の疲労
「目は脳の出店」と言われています。
目の疲労は、脳の疲労を促し、首にもコリをもたらします。
眼球は、脳の一部と言ってもよい位置にあります。
また脳の中でも視覚をつかさどる領域はとても広く、脳が行っている情報処理の中でも視覚から来る信号の情報処理量は膨大なものです。
ですからデスクワーク、パソコンに向かっての作業は脳を酷使し、脳疲労をとてもおこしやすい 種類の仕事です。
目を酷使することでおこる首こり、脳疲労なども、自律神経の失調をまねく要因になります。
http://www.hiy21.com/ys/katakori/k002.html
首こり・肩こりをほぐすと自律神経の失調症状が軽快する
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