血行からみる万病の元

滞ることなく流れている川の水は清いものです。
流れが滞ると水は、にごり始め、腐り始めます。また、ゴミもたまってくるものです。
健康にとって血液のきれいさが大切ということは、よく言われますし、それは真実です。
また、血行がよいとうことも言われますが、これもまた真実です。
そしてこの二つはほぼ同じことの二面性でもあります。

首こり・肩こり、背骨にそったコリ、などがこの両方の障害になります。
当然血行が悪くなりますし、血液の循環が滞れば、老廃物が処理しきれずに汚れてきます。
川の流れとよく似ています。

気功など目に見えない「気」のようなエネルギーにこだわって健康をみている方は、物質的な表れ方をしているものを軽視しがちです。私自身も少し気を出したり感じ始めたころ、気にこってしまい、肉体的なものを少し軽視しましたが、今は結局、同じことの違った面のように思えています。
そうした目で見ると、コリは気の滞りです。
首こり・肩こりはストレス、神経から受ける影響が大きくかかわっているようです。

気の流れを改善して、こりを改善する。
首こり・肩こりなどコリを解消して、気の流れを良くする。
これらは、双方向でありえることで、ほとんど同じことだと今では感じています。