背骨の歪みについて
山崎指圧のひとつのテーマである、首こり・肩こりをはじめ、身体におこる様々な症状が背骨の歪み、あるいは骨盤の歪みでがもとでおこる、というロジックはとても広まりました。
首こり・肩こりは揉んでも良くならない、などと言われたりしています。
では、なぜ骨盤や背骨が歪むのでしょうか?
足を組むからいけない、パソコンの姿勢が良くない、肩掛け式のバックが良くない、片足立ち、横座り、頬杖がが良くないなど、こと細かにあるようです。
それらを記述している方は、そうしたことをしないようう気をつけながら毎日生活しているのかな?と心配してしまいます。
背骨は健康の大切な要素
これらのロジックは、整体やカイロプラクティックの方から広まったと思うのですが、背骨の歪みが、首こり・肩こり・腰痛だけでなく健康全般にとって大切な要素であることは間違いありません。
しかし、背骨の「骨」の部分だけをとりあげて(セ・ボ・ネ)としてしまうと、身体の現実とはかけ離れてしまうように思います。
その意味で気になるのは、整体にしてもカイロプラクティックにしても、骨が歪んでいると言わなければ治療が始められないということです。
背骨は骸骨(ガイコツ)のように骨だけで成り立っているのではありません。
機能としての背骨は、身体の柱でありながら、柔軟に動き、大切な脊髄神経を守るなどの機能がありますが、その機能を成り立たせているのが筋肉との協力関係です。
支える筋肉の状態が良好なことが大切で、首こり・背中のこり、腰のこり、などがあると機能としての背骨に悪影響を与えます。
そのへんを次のページでお話します。
http://www.hiy21.com/ys/katakori/k003/0010.html
背骨が歪むって理論、本当はおかしい
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