健康法としての指圧

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長い目で見た指圧の効用

おそらく、多くの方にとって指圧やマッサージなどは、首こり・肩こりが辛いときにほぐしてらう、腰が痛いときに治してもらうなど不都合な症状に対処するためのものという認識があるのではないでしょうか?。
その時、その時、辛い症状が楽になるとか、数回で楽なるなど比較的短期の効用を期待しているのではないかと思います。
あまり知られていないのですが、指圧には長い目で見た効用があります。
例えば、長時間パソコンとかかわる仕事の方が首こりや肩こりが酷く、頻繁に頭痛などがあるとします。
おみえになると、ほとんどの方が1〜3回で楽になります、楽になるので、それからも月に1・2回のペース(1回の方が多い)で受け続けたとします。
すると、長い目で見た効果が表れてきます、首こり・肩こりのこりが酷くなると、多くの方が、朝起きたときの辛さを感じます、本来、睡眠は身体を回復させるものですから、朝起きたときには身体が楽じゃないとおかしいのですが、首こり・肩こりが酷くなると、朝起き抜けから辛くなるのです。
しかし、それが楽になってきます。
本人的には「今までは、首こりが辛くなるとそのまま頭痛まで行ってたんですけど、最近は一晩寝ると治るようになりました」などと言われます。
私としても、明らかな身体の変化を感じます。
長い目で見て以前よりも、明らかに身体が柔らかくなります、コリの状態が良くなります。
首こり・肩こりをはじめ、全身のコリが回を重ねるごとに、ほぐれやすくなります。
お話をしていても顔が変わります、言葉も前向きに変わります。
この変化は、本人は自覚しにくいのですが、変わってきます、中には家族や職場の同僚に言われたりするようです。
首こりが長期に改善することによるこうした変化は、対ストレス、自律神経の安定という意味でも健康に大きなプラス要素です。

健康法としての指圧

ずいぶん昔に読んだ、『人間-この未知なるもの』という本があります、著者は、アレクシス・カレルというノーベル賞を受賞した医師なのですが、その中にこんな言葉ありました。
うろ覚えですが、こんな言葉でした。
カレルの言葉
実はこれ、とても言い得て妙なのです。
カレルは、医者ですが細部にとらわれず人間を大きな視点から茫洋と観察する目を持っていましたので、こうした至言が生まれたのだと思いますが、健康を研究すればするほどこの言葉は核心を突いています。
生まれたときは、さらさらの液体のようで、硬化しながら流れ行き、固まったときが死です。
肉体的にも、精神的にも硬化しないことがアンチエイジングです。
指圧はこれが可能なのです。
しかも、深い層の筋肉に対して、柔軟化が出来るメリットがあります。
浅い層の筋肉は、総じて大きな筋肉です、これはストレッチで伸ばし柔軟化ができますが、深い層の細かな筋肉はなかなか柔軟化できません。
健康の世界では「坑酸化」とよくいわれますが、言ってみれば「坑硬化」です。
これは首こり・肩こりにかかわる筋肉だけでなく、背骨の周りの筋肉についてとくに言えることです。
背骨周りの筋肉群の柔軟性が、自律神経の働きと大きく関係していますし、健康を大きく左右しています。
指圧には、短期的に首こり・肩こりをほぐして楽になるということもありますが、長期的に身体を柔らかくする、健康法としての効用もあります。

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