技術の低下薬に頼る医学でなく身体が持つ自然の治癒力を生かした治療に多くの人が目を向けだしたのは、大変喜ばしいのですが、一方一時期に多くの治療店、サロンが増えたためただ目新しいことを競って、技術の低下が問題になっています。 今まで、手技による治療を受けたことがない方にとって治療の技術はわかりにくいと思います、また一般の多くの方にもピンと来ないと思いますが、クイックマッサージなどでこんな下記のような経験はないでしょうか?。
1と2はプロとしては論外です。 3,4,5、のあたりは、よくありそうなので、その辺を解説します。 3,4,5、と書きましたが、3,4、に比べて、5の感じ方は少しマッサージを受け慣れた人の感じ方です。始めてや、2〜3回くらいではそうした感想は持たないように思います。 | |
痛いマッサージが多い
クイックマッサージなどの経営母体のほとんどが本格的な治療の経験者でなく、他業種からの参入であるため、見よう見まねでやらせているのか、受けていて痛く、炎症を起こしやすい指使いのマッサージが広まっています。そのことは、下↓のほうで解説しますが、その基礎知識です。 これを読めば、あなたもマッサージ関して一過言もてます。 さて、筋肉は、そうめんの束のように細い繊維の集まりで、この一本一本が筋肉の力を生み出しています。 左の図は、筋肉が細い繊維(筋繊維という)の集まりで、下のほうに示す図が、その断面を示しています、ということを分かりやすくするためのものです。 | |
コリの深さ
左の図をご覧ください。上の図で示した、断面が上から下に3個並んでいます。これはかなり、模型的に示していますが、実際の筋肉も内部の筋肉、外部の筋肉、中間部の筋肉と3層とは限りませんが層を作っています。 コリというのは、筋肉に疲労物質、老廃物がたまって、硬くなった状態ですから、コリにも深いコリ、浅いコリ、中層のコリなどあります。 一口にコリといっても、浅い筋肉層のコリ(浅いコリ)から深い筋肉層のコリ(深いコリ)まで様々です。 治療師はそのコリの状態の応じて、全てのコリをほぐさなければなりませんが、上層のコリほど分かりやすく、深部のコリほどとれあえにくく、ほぐすことが難しくなっています。 | |
炎症を起こしやすい指使い
いよいよ、受けていて痛く、炎症を起こしやすい指使いの話しです。クイックマッサージなど多くが、指で筋肉をグリグリとずらすように揉みます。こうした場合筋肉がどうなっているのか、それを示したのが左の図です。 ←ご覧ください。この場合、指の圧が深い層の筋肉に向かわず、浅い層の筋肉を左右にグリグリとずらすように力が加わります。 筋肉は筋繊維という細い繊維の束のようなものですから、この束を左右にグリグリとすると、少し力加減を間違えただけでも、とても痛く、また後で炎症になりやすいものです。 ベテランであれば、非常に微妙に力加減をしますが、最近その「3、技術が低下しています。 これが、「1、とにかく受けているのが苦痛なほど痛かった。」や 次の日、とても痛くなった。(揉みかえし) 」ということの原因です。 また、指を左右に動かし、圧の方向が左右に逃げるために、深部の凝りに対して圧が届かず「ぜんぜん楽にならなかった。 」や「場所に指は行っているのに、ポイントに当たっていない。」といったことの原因になっています。 | |
指圧の場合
指圧の場合、圧の方向性が常に深部のコリに向かっています。左の図は模型的ですが、治療をするものはこんなイメージで、浅い層から深い層までのコリを押し切るイメージで治療しています。 これにより、筋肉にダメージ(痛み)を与えずに、深いコリ、深部のコリまでほぐすことが出来ます。 本来的な指圧の圧は、ズシンと深く強さがあるにもかかわらず、圧が丸いので痛くない。 とにかく ズシン とくる感じの圧です。 じわー っと浸透して、眠ってしまうくらい気持ちよくほぐれる圧です。 ぜひ、多くの方に本来の指圧、本来の圧を知って頂きたと思います。 | |
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