首こりをほぐすのに何故、指圧が有利か

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コリをほぐすのに何故、指圧が有利か

首こり・肩こりをはじめどんなコリにも言えることなのですが、多くの治療師が深いコリを良くほぐそうと思い、筋肉に過度な負担をあたえることで、炎症を起こすケースが多いのです。
足や腰は、多少は大丈夫でしょうが、首こり・肩こりはとてもデリケートで、トラブルを起こしやすいものです。

炎症を起こしやすい指使い

それでは、受けていて痛く、炎症を起こしやすい指使いはどんなものでしょうか。
それは現在、多く行われている、いわゆる「揉む」というかたちの指使いです。
←左の図をご覧ください。
この場合、圧のベクトルが深い層の筋肉に向かわず、浅い層の筋肉を左右にグリグリとずらすように力が加わります。
前のページでそうめんの束といいましたが、筋肉は筋繊維という細い繊維の束のようなものですから、この束を左右にグリグリとすると、少し力加減を間違えただけでも、とても痛く、また後で炎症になりやすいものです。
ベテランの治療師は、微妙に力加減をしますので、結果的に大丈夫だったりしますが、基本的に、この指使いは炎症を起こしやすい方法です。
筋肉の走行が複雑な、首こり・肩こりには向きません。

指圧の指使いがなぜ有利か

首こりはとてもデリケートです、刺激の強い揉み方をしたために、次の日、痛くなるケースがとても多い部位です。
では、首こり・肩こりの深いコリをほぐすのに、どのような指使いをしたら良いのか?
←左の図を見てください。
これが指圧の指使いです。
この場合、圧のベクトルが深部のコリに向かっています。
もちろん図はかなり模型的ですが、浅い層から深い層までのコリを押し切るイメージでプレッシングします。
これにより、筋肉にダメージ(痛み)を与えずに、深いコリ、深部までほぐすことが出来ます。
特に、首こり・肩こりをほぐすときに理想的とされる、低刺激で深く到達する圧です。
こうした圧のかけ方が、眠ってしまうくらい気持ちよくほぐれる圧です。
私は、筋肉の走行が複雑で、炎症を起こしやすい首こりや肩こりは、この指圧的な指使いが一番有利だと感じています。
特に微妙な、首こりには大切なことです。

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