こだわりと哲学|コリの深さ

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コリには深さがあり、炎症をおこしやすい

山崎指圧は、首こり・肩こりを得意としていますが、とくに首こりはとても細かい入り組んだ筋肉をほぐすのでともすれば痛く、また後で炎症を起こしやすい場所です。
たまに「マッサージは、痛いくらいじゃないと効かない」「痛いけど、後が気持ち良い」などという方(最近減ってきました)がいますが、大きな誤解です。
凝りにはほぐし方がありますが、その前に筋肉の基礎的な知識をお伝えします。
筋肉は、そうめんの束のように細い繊維の集まりで、この一本一本が収縮力を生み出しています。
左の図は、上が筋肉の図で、下が細い繊維が集まってることを示す、断面図です。
とても、一般的な良くあるイメージですが、実際はもっと複雑な形をしています。
首こりなどは、もっと、とても複雑です。
さて、このそうめんの束が凝って硬くなっていますが、それを、お互いにこすれて炎症にならないように、ほぐさなくてはいけません。
強く揉むような力のかけ方は、そうめんの束どうしがこすれあい、炎症を起こし翌日痛くなります。
これが、首こりや肩こりなどにおきやすい、一般に「揉みかえし」などと言われている炎症のメカニズムです。

コリの深さ

右の図をご覧ください。→
上の図で示した、断面が上から下に3個並んでいます。
これは、かなり、かなり模型的に示していますが、実際の筋肉も上部、中間部、深部と3層とは限りませんが層を作っていて、多くの場合深くなるほど筋肉は小さくなります。
肩や背中は筋肉が何層にもなっているように感じますが、首こりはそのように、イメージできないかも知れませんが、やはり同様です。
コリは程度の差こそあれ、浅いところから、深いところまであるのが普通です。
治療師は、本来その状態の応じて、全ての層のコリをほぐさなければなりませんが、浅いところは良いのですが、深部はとらえにくく、ほぐすことが困難になっています。
治療師も経験の浅いうちは、深いコリをほぐそうとつい力任せになり、炎症をこしてしまうケースがとても多いです。
特に、首こりはデリケートでとても炎症をおこしやすいものです。

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