不溶性と水溶性の食物繊維
不溶性と水溶性が便秘の改善には、どのような役目をはたすかですが、簡単にいうと不溶性は便量を増やし、水溶性は便の腸内通過をスムーズにすると覚えてください。
本来的には両方を摂るのが良いのですが、便秘を改善する上では、不溶性のほうがより重要ですので、基本的にそちらを意識したほうが良いと思います。
便秘解消のお手伝いをしていると、中には「私、食物繊維をとるとかえって出なくなるんです」といわれる方が少なからずいます。
そのような方は、水溶性の食物繊維を多くしてください、海草、果物、サプリメントなどで摂るのが良いと思います、便秘を改善する過程で、腸の活性が高くなるに従い徐々に不溶性をとる量を増やしていくようにしてください。
これはあくまでもセオリーで、便秘のタイプにより個人差がありますので、その辺はトップページの左上「あなたの便秘タイプを調べましょう」から、タイプを調べ、それに従ってください。
食物繊維の摂り方
は、不溶性がイモ類、豆類に多く、水溶性は海藻類、果物類に多く含まれますが、多くの食品が不溶性、水溶性の両方を含んでいます。
手軽なシリアル、小麦のフスマなどの場合、不溶性が多く含まれています。
よく言われることですが、洋食よりも和食のほうが食物繊維は摂りやすいです。
食物の傾向性は、口当たりの良いもの、やわらかいもの、甘いものなどになってきていますが、そうした食品は、食物繊維が少なくなる傾向があります。
昔ながらの食事(和食)、熱を加えないと硬くて食べられない物のほうが食物繊維を摂りやすく便秘解消にも有効です。
次は、便秘解消にも健康全般にも、大きく影響する、腸内微生物の話です。
http://www.hiy21.com/hiy/p9/0010.html
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維について、ガッツリ解説
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