痙攣性便秘（けいれんせいべんぴ）について

これは、ストレスの影響などで自律神経の働きに異常をきたし、腸が痙攣をおこす、というのが一般的だと思います。
いろいろ調べている方は、お分かりだと思いますが、解釈は微妙に違うの通常ですが、もともとこうした分類が医学的なようであいまいなので、微妙な差異が生じていると思います。

便秘を治すという観点からしても大体、上記で良いのですが、やはり体質が大きいとみています。
この場合の体質は習慣的なもので、主に考え方、思いの影響の強いものだと見ています。
要因の分類は以下のようになります。

★　体質的なもの
★　ストレス
★　腰・お腹のコリ
☆　食事面
☆　便秘薬の副作用

体質的なものとストレスが２大要因で、それに伴ってお腹のコリ、腰のコリがある感じです。
体質の部分では、一般にいわれるストレスのような精神的なものが、胃腸に出やすい人とそうでない人がいます。
またそれが、下痢というかたちであらわるる人と便秘というかたちの人、また両方を交互に繰り返す人などありますが、胃腸に出やすく、さらに腸に出やすいという意味においては、下痢・便秘の一見してまったく反対に見える症状ほど違いはありません。

私は「ストレスなどに対し腸が過敏なタイプ」とくくっています。
便秘解消の過程では、自律神経的な安定のための腹式呼吸、お腹・腰のコリをほぐすことが有効です。
また、考え方、思いの影響の強い場合も多いのでそれらに対する対処も有効ですが、これは個人差が大きく、ここではあつかうには適しません。