機能性と器質性
器質性便秘は、腸そのもの異常がみられる場合で、器質(腸そのものなど)が悪いために便が出ない状態です。
機能性便秘は、腸そのものには異常がなく、機能の面で便の出ない状態です。
このホームページで解消のヒントを示しているのは、主にこの機能性の便秘解消についてです。
この「機能性」「器質性」という分類については、一般の医学的な解釈をそのまま受け入れて理解して差し支えないと思います。 このホームページは、数の上で圧倒的の多い、機能性便秘を解消するために作りましたので、腸や身体に何らかの病気があって便の出ない方にはあてはまりません。
便秘を解消することから逆算した分類
私は、分析したり分類したりすることが本職ではなく、治すこと良くすることの職人という立場で考えています。
ですから、分析したり分類したりするのは、常に改善をにらんで、そこから逆算して、分類、分析しています。
そうした意味での分類は、「腸の働きが鈍いタイプ」「腸が過敏なタイプ」が2大分類です。
この基本に、ストレスの要素、腰・お腹のコリ、食べ物、生活要因など加わり、見かけ上
「弛緩性」「痙攣性(けいれん性)」「直腸性」など便秘がに分類されると私は診ています。
とにかく、弛緩性、痙攣性、直腸性などときれいにスパッと分けれるものではなく、複合的な要素がからみあっている方が多いなと、現場の実感としては感じています。
便秘を解消する観点から逆算した分類については、TOPページの「あなたのタイプを調べましょう」(左上)から、調べることができますので、よろしかったらご活用ください。
http://www.hiy21.com/hiy/p3/0060.html
腸マッサージの現場から、機能性と器質性の便秘について語る
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